いくつになってもテレビっ子

ヒカルの碁　２２巻

書籍名：ヒカルの碁
著者名：ほったゆみ　小畑健
出版社：集英社

感想：
　ひらきのところで本人も書いているとおり、本当に最初の頃と比べると絵が変わってきてしまいました。まあ、内容的にも、やんちゃな感じからまじめなジャンプ特有の対決路線になってきているので仕方ないかなとは思いますが。でも、個人的には最初の頃のやんちゃなヒカルが好きなんです。あんまり眉間に縦皺寄せてるヒカルは見たくないなあ。頭身数もずいぶん上がっちゃって。
で、２２巻は北斗杯開幕の所からスタートなんですが、唯一のんびりしたシーンが秀英との最初の会話シーンとでかい楽平のシーンのみという、勝負一辺倒のシリアスな巻になってます。まあ、この北斗杯編で、いちおうお休みにはいるので緊迫せざるを得ないのか？スーツ姿ばっかりだとそれもつまらないけど。この後どんな展開になるのか、たのしみだなー。
ちなみに、筒井さんがでているのが個人的にはうれしいぞ。めがねをずりあげる癖を、しっかり再現しているところがにくいね！
小畑さんは、本当に絵がきれいな人なので、ストーリーだけでなく絵を見ているだけでもあきません。イラスト集は実に華麗。衣装も凝っているので、今回のように私服があんまりないのは残念です。あかりちゃんや加賀もだしてくれー！